2007年08月26日

母乳かミルクか

先日子どもを産んだばかりの友人の産院からHELPメールがあった。
彼女が産んだのは母乳育児に力を入れている産院で、マッサージ、3時間おきの定時授乳をきっちり行っているらしく、そんなことを知らず覚悟もなかった友人はびっくりして既産の友人達にメールをしてきたというわけ。

母乳かミルクか。
私は母乳にした方がいい、否、できるなら母乳にするべきだと思っているけれど、聞かれた時にどう答えるかとても悩むところで、それは産後って体も心もものすごくナーバスになっているから、あんまり母乳で!と勧めてしまうと、人によってはそれがものすごいプレッシャーになってしまう可能性があるから。
なので、基本的に私は色々な情報を自分なりにきちんと整理して、自己責任で判断すべきことなのだと思っている。

と言うわけで、以下は何故私が母乳にした方がいいと思うのか、情報の一つとして受け取っていただけると幸いです。

@@@

こんなデータがあります。
日本人一人がだいたい一日100種類19グラムの添加物を食べていて、これは一年で約7キログラムもの添加物を食べているという計算になる。
ちなみに粉ミルクの原材料の一例を挙げると

乳糖、調整食用油脂、
(豚脂分別油、カノーラ油、パーム分別油、パーム核油、大豆白絞油、精製魚油)
脱塩ホエイ、バターミルク、マルトシルトレハロースシロップ、デキストリン、脱脂粉乳、乳性たんぱく質、カゼイン、フラクトオリゴ糖、食塩、ミルクカルシウム、バターオイル、コーン油、ピロリン酸鉄、炭酸Ca、炭酸K、塩化Mg、リン酸Ca、V.C、硫酸Mg、香料、レシチン、塩化K、ナイアシン、V.E、パントテン酸Ca、シチジル酸Na、V.A、V.D、ウリジル酸Na、イノシン酸Na、グアニル酸Na、V.B6、5-AMP、V.B1、V.B2、カロテン、葉酸、V.K、V.B12


食品添加物がアレルギーの一因になっているかもしれないということは、今更言うまでもないことだと思います。

では、粉ミルクでなく母乳なら何でもいいのか。
私の乳はあまりに詰まりやすく、たまたま愛読していたよしもとばななのHPや桜沢エリカの『今日もお天気』で知った桶谷式マッサージを3ヶ月くらいから受けに行くようになったのだけれど、その経験から色々と思うところがあります。

(桶谷式乳房管理法研鑽会HP)
http://oketani.smile.tc/



豆を産むまで特に明確な考えがあったわけではなく、ただなんとなく乳が出るなら乳を飲ませるのが自然だろうと思っただけで、参考になればと出産前に桶谷の本を購入し産院にも本を持ち込んだのだったけれど、本の内容と産院の体制があまりにも違っていてびっくり。

○(桶谷)食べ物は日本古来の食生活を守ること。(つまり芋、野菜、海藻、穀物を中心に食べること)→(産院)超欧米食。産後祝い膳としてステーキ、生クリームをたっぷり使ったスープ、ケーキなどが出される。
○(桶谷)とにかく吸って吸わせて母乳が出る体を作る→(産院)どんどんミルクを足すようにと指導されるが、自分の判断で母乳のみにしていたら黄疸が出て、それはミルクを足して水分を取らせないからだと叱られる(桶谷はじめ母乳を推奨しているところでは、初乳など初めに出てくる母乳の成分に黄疸を抑える物質が含まれているからとにかく母乳を飲ませるよう指導されるらしいんだけどね)。

母乳については色々な考えがるということをある程度知っていたので、結局私は基本的に桶谷の方を採用し助産師の言う事はほとんど無視することに。
退院後、乳は出ていたようなのだけれど詰まりがひどく、いよいよ桶谷に通うようになって結局詰まりの原因はほとんど食生活であることが判明。
体質的なところも大きいのだろうけれど、桶谷でいけないと言われたものはほとんどダメで、特に動物性の脂を摂ると次の日にはガッツリと詰まって、それはもう面白いほど。

余談だけれど、おっぱいにダメな食品は心筋梗塞になった父が病院からできるだけ摂らないようにと指導されたものとほとんどかぶる。
日本人の食生活は、それまでえんえんと芋、野菜、穀物を中心に食べていたのが、戦後の数十年の間にほとんど180度一気に欧米の肉食中心の食生活に変わってきて、その急激な変化が生活習慣病などのひずみを生み出しているのだと言われている。
私はたまたま体質的に影響がダイレクトに表面化(乳が詰まる)したけれど、そうでない人も絶対に食生活による影響はあるはずだと、実感体感として感じます。

きちんと食事を守った母乳は質も全く変わるのだそうで、桶谷に行き始めた当初黄色っぽかったのがだんだんとその黄味が抜けてきたのは確か。桶谷によると、良い母乳は青みがかった白でほんのりと甘く(詰まったりトラブルが起こるとしょっぱくなる。これホント)、そういう母乳で育った子供はアレルギーなどになりにくく、固太りで丈夫に育つのだとか。
科学的な根拠があるのかどうかは分かりませんが、少なくとも自分が食べたもので自分の体にこれだけの変化が起こるということは、私の体を通して生産された乳を飲む豆子に影響がないわけがないとは思うけです。


もちろん、体質として本当におっぱいが出にくい人もいて、一昔前だったらそれは即赤ん坊の生命に関わっていたこと。今はミルクがあるからそんな赤ん坊の命が問題なく助かっているのは確かで、決して忘れてはいけないのですが、それでもやはり、子供の口に入るものは子供の体を作るものなのです。作られた体は次の世代を育み、命は延々と回ってゆく。それを一番に考慮するなら、粉ミルクという選択は次善の選択であるべきなのでないか、そして、せっかく母乳をやるのであれば、その素となる自分が食べる食べ物にも気を使うべきなのではないかと私は考えます。


乳が詰まって痛いということはもちろんなのだったけれど、それより何より、色々調べるうちに子供の口に入るもの、子供の体を作るものはできうる限り安全で安心なものにしたいという気持ちが強くなってきて、私は断乳までの1年3ヶ月(プラスそのあと1ヶ月)油、バターを買い足すことなく過ごしました。
もちろん、炒め物も揚げ物もできないし、肉はほとんど取れないし、食事の支度は大変。あと、夜中の3時間授乳も大変と言えば大変だったかもしれないけれど、今となってどうだったか、思い出すのは乳をやる子供との幸せな一体感、そして、子供の健康のためにできるだけのことはやり通したという達成感だけです。
一年半なんて、あっという間に過ぎてゆきます。


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以上が私の母乳かミルクかに関する、個人的な考えです。
posted by あまがえる at 08:37| Comment(0) | TrackBack(2) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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