2008年02月04日

久々に

今日は休みです。
じゃかじゃかと掃除をして、洗濯をして、爺のところに行って、一週間分の買い物をして、今豆は昼寝中です。
だらだらと毎日絶え間なく家事をして豆の世話をしていた時よりも、生きた時間が流れているような気がします。体はボロ雑巾のようにくたびれてはいますが(笑)。

ちょぼちょぼと読んでいた本を備忘録として。

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『わたしのマトカ』片桐はいり ★★★☆☆

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(表紙帯より)
旅はきっと、これからも続くのだ。

映画の撮影で一カ月滞在した、フィンランド。
森と湖の美しい国で出会ったのは、薔薇色の頬をした、シャイだけど暖かい人たちだった──。
笑えてジンとくる、名エッセイ。
***

映画『カモメ食堂』出演の片桐はいりさん初のエッセイ。初エッセイということで初々しくもありながら、なかなか面白かったです。
『カモメ食堂』の裏話ももちろんあるのだけれど、メインは片桐さん的旅の考察。
マトカとはフィンランド語で「旅」なんだとか。





『こうちゃん』須賀敦子・文/酒井駒子/画  ★★★★★

***
(表紙帯より)
ただ一つ のこされた ちいさな物語
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あまりに美しく、胸をぎゅっと掴まれるように切ない、須賀さんの紡いだ言葉たち。そして、作者の想いをこれ以上ないくらい写し取り描いた美しい酒井さんの絵。

こうちゃんとはいったいだれなのか。
それは、気づくと気づかざるとに関わらず、きっと誰しもの心の中にいる、小さな子どもの心なのかもしれません。





『夢をかなえる人の手帳術』藤沢優月  ★★★★☆

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(表紙帯より)
“夢を、夢のままで終わらせますか?”
あなたがあなたらしく輝くための
上手な時間の使い方
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読みました。
とても面白かったし、自分らしく豊かに生きるためにぜひ実行してみようと、早速実際に使える手帳版も購入して使っています。








『風の歌を訊け』村上春樹  ★★★★★

はるきちくんデビュー作。
いったい何回目の読み返しでしょうか?
久しぶりに読んだけど、ようやく私もここは通り過ぎたなと、懐かしく思い返せる3回目の歳女。やれやれ。





『女の法則』IKKKO  ★★★☆☆

女の法則ですか?
時々自分に気合を入れるためにこういう本を読むのっていいと思うんだけど、それにしても女の法則ですか(笑)?
歌舞伎の女形にしても、いわゆるニューハーフのお姉さん方にしても、強い想いで女であろうとしている人たちにはかなわないなあと思う。
女が女であることを意識しなくなったら何になるのか。
おばさん?
くわばらくわばら。






『走ることについて語るときに僕の語ること』村上春樹  ★★★★★+★★

文字通り走り続けてきた小説家村上春樹が語る、走ること、小説を書くこと、生きること、老いること。
私が春樹さんを尊敬して止まないのは、あらゆる物事に対してそして自分に対してどこまでも真摯であることなのだけれど、それにしても、今まで春樹さんがここまで自分について語ったことがあっただろうか?いや、多分ないのではないだろうか。

あとがきで春樹さんも言っている
***
僕はこの本を「メモワール」のようなものだと考えている。個人史というほどたいそうなものでもないが、エッセイというタイトルでくくるには無理がある。前書きにも書いたことを繰り返すような形になるが、僕としては「走る」という行為を媒介にして、自分がこの四半世紀ばかりを小説家として、また一人の「どこにでもいる人間」として、どのようにして生きてきたか、自分なりに整理してみたかった。
***

そこにあるのは、超メジャーな小説家ではなく、様々な悩みや葛藤を抱えそれを一つ一つ自分の力で乗り越えてきた、初老と言われる年齢に差しかかった一人の男性の姿である。
その自分の人生に対するあまりに静かで真摯な姿勢に、今までにない新たな畏敬の念を感じさせられたことであった。

村上春樹が好きな人も、そうでない人も、この本を読んだらきっと彼に対して新たな思いを抱くだろうし、そして、きっと、生きること、老いることに対して真っ直ぐに向き合えるようになるのではないかと思う。



posted by あまがえる at 18:35| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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