2012年11月28日

本備忘録

『赤い長靴』江國香織 ★★★★☆
『これでよろしくて?』川上弘美 ★★★★☆

期せずして立て続けに結婚生活にまつわる小説を2作。
久しぶりの川上作品はコミカルでつるつるつるっと読んでしまう。
江國作品は・・・夫婦の互いに理解できなさ加減に、ぐっと引き込まれてしまう。
そう、夫を理解しているつもりでいたのは本当にただの幻想だった。それが嫌というほど分かってしまっている今の私は、主人公の日和子の気持ちがかなり手に取るように理解できるのだ。
***
自分は逍三に、いつまでたっても慣れることがない。それは愉快なことに思えた。愉快で幸福な、かなしくて身軽なことに。
***

私は全然愉快でも幸福でもないけど。





『さいはての島へ ゲド戦記V』ル・グウィン ★★★★☆
静かに自分の中に潜ってゆくような物語でした。
訳者あとがきより
***
『ゲド戦記』3巻は、わたくしたちがわたくしたちの”予言”を実現異様として戦わねばならない数々の戦いを、具体的に、けれど、高い象徴性を持って描き出してくれました。わたくしたちの内なる光と影の問題も、自由と隷属の問題も、生と死の問題も、人類にとって、そして、わたくしたちひとりびとりにとって、新しくて古く、古くて新しい問題といえます。こんな永遠の問題を、子どもから大人までのすべての人々に読めるこのような空想叙事詩に見事にとらえて描き出したル・グウィンには脱帽のほかありません。
***
***
(本文より)
わしは老いて、為すべきことをすでに為し終え、今や、己の死と、隠れようもなく、向かい合って立っている。わしにとって、全ては終わろうとしている。ここにいたって、わしにはわかるのだ。本当に力と言えるもので、持つに値するものは、たったひとつしかないことが。それは、何かを獲得する力ではなくて、受け入れる力だ。」
***



『辺境の王者 グイン・サーガ5』栗本薫 ★★★☆☆
あ〜もうあきちゃったよ〜。
だらだらと華美な装飾をしなければ、これ、1/3くらいの量で終わる話じゃね?
とりあえず、せっかく貸してくれた方への義理で、今回借りた20冊は読むつもりだが!

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2012年11月06日

本備忘録

この間断捨離してブックオフに200冊くらい売ったのに、本屋をのぞくとついまた買ってしまう…。

『生きる悪知恵〜正しくないけど役に立つ60のヒント』西原理恵子 ★★★★★

画伯の人生指南。その人生観、確かに史上最強。
素晴らしいのは、人生にとって何が大切か、これ以上ないくらいはっきりしていること。
大切なものを見極め、必要のないものは捨てる。角が立たないようにあしらう。ウソも方便。
ものすごく勇気をもらいました〜



『こわれた腕輪 ゲド戦記U』ル=グウィン ★★★★★

小学校6年、中学以上とあるが、大人の鑑賞にも十分耐えうる奥行きのある深い物語。
Tで光と影を共にその内に取り込み、自然の摂理に通じた知恵深い魔法使いとなったゲドが、もう一人の主人公テナーを光のない闇と死の世界から導き出します。
***
(本文より)
彼女が今知り始めていたのは、自由の重さであった。自由は、それをになおうとする者にとって、実に重い荷物である。勝手の分からない大きな荷物である。それは決して、気楽なものではない。自由は与えられるものではなくて、選択すべきものであり、しかもその選択は、必ずしも容易なものではないのだ。坂道をのぼった先に光があることはわかっていても、重い荷を負った旅人は、ついにその坂道を登りきれずに終わるかもしれない。
***




『犬とハモニカ』江國香織 ★★★★★

本屋で平積みになっていた新刊が無性に読みたくなった。
江國さんの新刊を手に取るのはずいぶん久しぶり。
あの頃江國さんから離れたのは、まだ私が幻想の中にいたからなのだろう。
満ちていた潮が引いたときに残る静けさ。そこに残るもの。
それらがとても自然に私の中に入ってきて、ああ、私も江國さんのいるところに来てしまったんだなあとしみじみ思う。
あの頃受け入れられなかった江國作品をまた読み返したくなった。



『自由さは人を自由にする つれづれノート22』銀色夏生 ★★★★★

今回のつれづれ、久しぶりにとてもよかった。いっぱいドッグイヤー。
***
(本文より)
私が話したことは、いつも言っていること、「人はそのままで愛される価値がある」ということ。人は生まれ、まず自分以外のものになろうとする。そのために四苦八苦し、ついに自分にしかなれないと気付き、自分を肯定する。その時、他人も肯定できるようになるのだと思う。
***








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2012年10月09日

本備忘録

そんな中、電車の中やら隙間時間にせっせと読書のはかどる毎日。

『今日もお天気』桜沢エリカ ★★★☆☆
育児マンガ。
しばらく読んでいなかった分を一気に大人買い。
連載開始から12年、りゅっちも中学生になり連載はひとまず終了。
エリカさんの色々なものの考え方や方針に共感するところが多くて、子育てにも結構影響を与えられていたかも。私の憧れ家族でした。


『Love so Special』桜沢エリカ ★★☆☆☆
肝心の恋愛漫画はこれで3冊くらいしか読んでないけど、どれも1回読めばいいや〜ってかんじを再確認。
でも、絵は好き。



『あたしンち』けら・えいこ ★★★★☆
あたしンちも連載終了か〜。思えば『たたかうお嫁さん』から、けっこう読んだな〜。
みかんのお母さんが大好きでした。



『グイン・サーガ』シリーズ 栗本薫 ★★★☆☆
知り合いと「本が好きなんですよ〜」なんて話してたら、「面白いのあるよ。今度実家から持ってきておいてあげるよ」「ほんとですか〜うれしい〜」と安請け合いしてたらほんとに持ってきてくれて、それがなんと本編130巻、外伝20巻くらいの超大作で、しかも著者の栗本薫はすでに亡くなってしまい未完。
NO〜〜!!!
とりあえず4巻まで読んだところ。
けっこうすいすい読めて面白いんだけどね、何しろ150冊。。。
どこまで行けるやら。



『あの人と語った素敵な日本語』あのひと+ユビキタ・スタジオ ★★★★☆
あの人とは春樹さんの奥さま。
それにしても覆面対談にする意味は?
村上フリークとしては春樹さんの生活が垣間見れて興味深いが、そうでない人が読んでも面白いかな?
とても不思議な感じの語り口。『ノルウェイの森』の緑とやっぱりかぶってしまいます。



『トリエステの坂道』須賀敦子 ★★★★★
須賀さんの文章は、読んでいて情景をまざまざと思い起こさせ静かで美しく、そして哀しい。
心が乱れていても、読んでいるうちに静かに波が収まってくる。



『おおきな木』シェル・シルヴァスタイン作 村上春樹訳 ★★★★☆
立ち読みしかしていなかったのを購入。
簡単に言ってしまえば無償の愛の物語。
でも、そんな風に言って終わりではない、もっと複雑で思い通りにならないつらく厳しい人生の物語でもあって、きっとこれは読むたびに感じることが違ってくるんだろうな、と漠然と感じるのでした。
マメにも読んで聞かせたけれど、やっぱりちょっと難しいよね。



『空飛び猫シリーズ』ル・グウィン作 村上春樹訳 ★★★★★
マメが生まれるよりもずっと前に読んだきりだったのを、最近けっこう長いお話も聞けるようになってきたマメに読んでみました。
そうしたらものすごい食いつきよう。
そりゃあそうだよな〜、なんてったって猫が空飛んじゃうんだから。
挿絵が素晴らしいんだけど、文章もまた静かで奥行きがあって素晴らしい。
あんまり食いつきがよかったので、改めて検索してみると4冊目も出ているのを発見。さっそくアマゾンで頼みましたとも。



『ゲド戦記 影との戦い』ル・グウィン ★★★★★
小学校での読み聞かせの仲間のお宅にお邪魔して本棚をのぞかせていただいたら『ゲド戦記』が。
「ずっと読んでみたかったんですよね〜」とお借りしたのだけれど、なんとこれもル・グウィンでした!
魔法使いの青年の物語。
ル・グウィンの文章は、子供向けのファンタジーであるにもかかわらず、とても深みがある。
生き方や思想が詰まっている。



『海辺のカフカ』村上春樹 ★★★★★
久しぶりに読み返す。
そしてやはりぐらぐらに揺さぶられてしまって、ちょっと精神的に乱れる。
春樹さんの小説は、否応なく自分の内側に向かってぐいぐい潜らされる。
表面的には落ち着いてきたように思っていたが、やっぱりまだまだ安定には程遠いんだということを認識する。




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2012年09月02日

本備忘録

『女たちのジハード』篠田節子 ★★★★☆
本棚整理再読。
中堅保険会社に勤める5人のOLのそれぞれの人生。
量的にかなり読み応えがあるが、一人ひとりの生き方がくっきりと描かれていて、しかもそれらがしっかりと絡み合いながら進んでゆくのでぜんぜん飽きずに一気に読み終えた。


『総員玉砕せよ!』水木しげる ★★★★☆
ずっと積んであったもの。
水木しげるの見た戦争。
読み終えた後、ちょうど夏のNHK戦争特番で香川照之が怪演していた。
鬼太郎が見た戦争




『カイルの森』銀色夏生 ★★★☆☆
小説。
伝えたいメッセージは分かるんだけどね。いまいち


『ユダヤ人大富豪の教え』本田健 ★★☆☆☆
これも本棚整理のため再読。
どこかで聞いたような話の寄せ集め。
こういうのももういいや。



『フジ子・ヘミングの「魂のことば」』フジ子・ヘミング ★★★★☆
本棚整理再読。
シニカルだが、含蓄があって前向きであたたかい。


『クマの名前は日曜日』ハッケ作 ゾーヴァ絵 ★★★★★
無敵のコンビハッケとゾーヴァ。
大人も子どもも楽しめる素敵な童話。プレゼントにもいいわね。
ゾーヴァの絵が大好き。


『イニシエーション・ラブ』乾くるみ ★★☆☆☆
帯にだまされた。
謎解き本で必ず再読したくなるとのことだけれど、その話題のラストを楽しみに一気に読み終えたが謎が分からず、分からないがこの何の深みもない話をもう一度読み返す気にはさらさらなれず、ネットで検索。
へえ〜


『板谷バカ三代』ゲッツ板谷 ★★★☆☆
本棚整理再読。
板谷ファミリーのめちゃめちゃぶりには感動するが、もう売ろう。


『残念な人のお金の習慣』★★☆☆☆
どんな内容だったかな〜、本田健のユダヤ人系?
私は地道に生きてゆくからもういいっす。


『夫の年収を2倍にする奇跡のほめ言葉』鈴木あけみ ★★★★☆
資格講座の講師の先生に雑談の中で勧められて。
先生も夫婦の危機で資格を取り講師となったそうなのだけれど、旦那様とは今も一緒にいて、この本を読んで内容を実践して半年、本当に旦那様の態度が変わってきたのだとか。
夫の年収2倍になったらもちろんうれしいが、そんなことよりも確かに一番大切な家族を大切にするという意味において褒めるのはいいことだと思ったので、私も少しずつ実践中。
褒めろと言われても、よく考えてみたらずっと文句や非難ばかりしてきたから、そう簡単に褒め言葉が出てこないが、具体的なケース別褒め方がたくさん収録されていて、かなり参考になります。



『極北』マーセル・セロー著 村上春樹訳 ★★★★★★★
一気読み。
今度ゆっくり書きます。
さすが春樹さんがチョイスするだけのことはあるなあ。





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2012年07月22日

本備忘録

『ゆめみるハワイ』よしもとばなな ★★☆☆☆

よしもとばななハワイを巡るエッセイ。
『アムリタ』なんて読んだらすぐにサイパンに行きたくなったものだけれど、これはあまりハワイへ行きたいという気持ちにならなかった。
なんだろ、なんで心にすんなり入ってこないのかな。

またちょっとページをめくりながら考えた。
それはきっと私がそれほど楽観的にはなれない現実をしっかり見据えてしまっているからなのかもしれない。
お金はないわけではないけれど、余分にあるというわけでもない。
夫の仕事の様子を見ても、この先収入が減ることはあっても増えることはなさそうで、しかも離婚を目の前に突き付けられて一人で生きてゆくというシュミレーションなんかもしてみたりした今となっては、この先は老後を見据えお金を大切に、堅実な守りの人生になるだろう。

要はうらやましいんだな〜。
ハワイに通えるばなりんが。お金を使って子どもにいろいろな経験をさせてあげられるばなりんが。
ほんの2,3年前まであまり人をうらやましいと思ったことのなかった私だけれど、今は特に経済的に安定している人がとてもうらやましいと感じるのが新鮮といえば新鮮。

守りの人生に入っている私にハワイは遠い。






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2012年07月07日

本備忘録

『ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね』岡崎京子 ★★☆☆☆

たぶん5年以上10年未満くらい積んであったものを。
すごく痛々しい。
著者の頭の中の想像や妄想をあふれるままに書き連ねたような散文。
あまり好きな世界ではなかった。
ヘルタースケルターがらみで、重版されている模様。




『つれづれノート』@A銀色夏生 ★★★★☆

友達に貸すのに読み返してみた。
相変わらず、するん、と入り込む感じ。
今はもう大学(短大?)生のカンちゃんが生まれる前で、この先どうなるのかすっかり分かっていながら読むというのもまた新鮮。






『完 子どもへのまなざし』佐々木正美★★★★★

『子どもへのまなざし』を貼り付けるときにアマゾンで見つけて!
内容は『子どもへのまなざし』『続子どもへのまなざし』で書かれていたことをまとめたもの、そして新たに発達障害への言及が半分。
この3冊で佐々木先生は全てを語りつくされたのかな。




『抱きしめよう、わが子のぜんぶ〜思春期に向けて、いちばん大切なこと』佐々木正美 ★★★★★

同じく『子供へのまなざし』を貼り付ける時にアマゾンで発見。
思春期に向けてとあるが、内容はほぼ『子供へのまなざし』をまとめたもので、つまりは全ての始まりは乳幼児期にあるということ。
簡潔にまとめられていて、なおかつ思春期に焦点が当てられても入るので、これはマメにその時期がきたら何度も手に取ることになるだろうなと今から思う。

私は自分のことを受け入れてもらいたいという気持ちが多くて精一杯で、佐々木先生がおっしゃるように子供のすべてを抱きしめてあげられるような子育てはなかなかできない。
でも、失敗するたびに何度でもページをめくることで、少しでもそこに近づけたらいいと、祈るような気持ちで思う。
母である私自身が、いや、私の中の子どもが先生のあたたかなまなざしに癒されている。
先生にめぐり合えてよかったと、心から思う。


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2012年06月19日

本備忘録

『心の基地はお母さん〜やる気と思いやりを育てる親子実例集』★★★★☆


『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方』★★★★☆


そして、私の子育て心のバイブル

『子供へのまなざし』★★★★★★




はい、最近子育てに疲れてまして。

というのもマメは宿題や公文が本当に嫌で仕方がないようで、放課後教室でやってきたと言って実はやっていなかったり、学校の支度をしたと言いながら確認してみたら必要なものがぜんぜん入っていなかったりと、2年生になってウソをついたり、ごまかしたりすることが増えてきて。
何回か言い聞かせてもそんなことが何日か立て続けにあり、とうとうキレました。
怒鳴りながら自分の心臓がバクバク言っているのが聞こえるほどのキレように、自分でもこれはおかしいとリセットするために本を読みあさり、カウンセリングでは泣きながら先生に話しました。

自分でもわかっているのだけれど、私、子どもが言うことをきかないと、自分が否定されたような気持になるのです、たぶん。
先生にそういうと、「そうですね、分かっていると思いますが、お子さんはあなたを否定しているわけではなく、2年生くらいの子供はやりたくないことはやらないのが当たり前なんですよ」と。


『子供へのまなざし』では「強すぎるしつけは自律心の発達を妨げる」「しつけとは「こうしたほうがいいよ」と教えるところまでで、あとはできるようになるのを楽しみに待っているよ、というくらいがいい」というところに線を引き、何度も読み返したものですし、題名に惹かれて買って積んであって今回読んでみた『心の基地はお母さん』の中にはこんな言葉が
****
子育てに当たって、子どもに「自由』を与えることは、自発性の発達を援助するためには絶対に必要で、その際のお母さん・お父さんの態度としては、子どものしていることをよく見詰めながら、子どもに干渉がましい口出しをしない──ということが必要になります。子どもの行動を見ていますと、未成熟な面が多いので、ついあれこれと口を出したくなるものですが、それをぐっとこらえる努力を続けることが必要となります。
それはお母さん・お父さんにとってはなかなかつらいことです。言ってしまったほうが気晴らしになるからです。しかし、口を出せば出すほど自発性の発達は遅れてしまいます。ですから、口出しを我慢しなければなりません。こうしたことは修行を意味しますので、私は「無言の行」と名付けています。
子どもに「自由』を与えるということは、子どもに「まかせること」ですし、子どもに責任を持ってもらうことにつながります。子どもは自分の力で(自発的に)なんとか行動しなければならないからです。どうしてよいかわからないこともあるでしょう。困難に挑戦しなければならないこともあるでしょう。あるいは失敗を重ねることもあるでしょう。それらを自分の力で解決した時に、成功感を味わうとともに、責任感もまた育ってくるのです。子どもたちは、親たちに「まかされる」ことによって、責任感の強い子供になるのです。
****


先日の小学校の懇談会でもちょうど話題は「宿題についてあれこれ」で、やはり言わないと全然やらないというお母さんの悩みに先生は「やってこなかったら昼休みにやらせますから、おうちでは黙って様子を見られたらどうですか?」と答えておられた。
そして今日は公文の個人面談で、全然知らなかったのだけれどちょうど私がひどくマメをしかった前後かと思われるあたりに、やはり宿題の間をところどころ白紙で出すことが続き先生からこっぴどく叱られたのだと。
しかし公文の先生は「これくらいの子供はごまかすのは当たり前ですよ」とあっけらかんとおっしゃり、もう済んでいることですからおうちでは重ねて叱らないでくださいねと、そして入塾して初めの山は越えましたからこれから少しマメちゃんも気持ちも楽になってくると思いますよと。

この2週間くらいいろいろ考えました。

先生方の言うように、子どもがやりたくないことをやらないのは当たり前だし、うそをついたりごまかしたりすることは知恵がついてきたということ。
いちどマメとよく話し合い、自分の考えで時間の配分をさせ、もしやらなければ学校なり公文なりで先生からこっぴどく怒られればいいというスタンスで、「無言の行」をしてみようかと思います。
マメ一人っ子の私にとって、これは本当にきつい修行だと思いますが、一人っ子だからこそ、あえてこれくらい子どもを手放す気持ちでいるくらいのほうが、あれこれ口を出し過ぎるよりよほどマメにとっていいような気がします。

『心の基地はお母さん』によるとこの行は3カ月から半年は続けなければならないということ。
はてさて、どこまで頑張れるでしょうか。


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というシリアスな悩みを抱えながら、夫が知り合いから借りてきた『ONE PIECE』を50巻まで読んじまいました。
前に一度レンタルショップで借りて34巻くらいまで読んで挫折したのだけれど、今度は50まで。
続きは〜、夫がまた借りてくれば読むかもしれないけど、あえて読まなくてもいいかな。
(でも、夫は4巻くらいで足踏みしているので、この先はないだろう)






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2012年05月17日

マンガ備忘録

頭を使うお勉強を目前にしてマンガ祭り。
TUTAYAで借りてきてね。

『ヘルター・スケルター』★★☆☆☆
エリカ様で映画化。
もう少し顎が引っ込んでればなとか、せめてこの腹は何とかならないのかとか、多少気にはするものの常々自分の容姿はこんなもんだろうと満足はしないまでも苦にもしていないので、あまり感情移入できない。




『テルマエ・ロマエ』★★★★★
ローマの浴場技師が現代の日本にタイムスリップ。
どこまでもクソまじめな主人公がめちゃめちゃ笑える。
温泉行きて〜
これも映画化。あべちゃんは素晴らしい配役。レンタルになったら見たい。




『ちはやぶる』★★★★★
百人一首に燃える高校生。
幼なじみが面白いと言っていたのをようやく。



つぎは『仁』を読みたい。

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2012年05月07日

本備忘録

『とるにたらないものもの』江國香織 ★★★★☆

江國さんの、とるにたらないけれど欠かせないもの。気になるもの。愛おしいもの。忘れられないもの。
ぱらぱらと読んでいると、ちょっと気持ちがぽわんとなる。

江國さんは運動靴をどうしても履けないんですって。
私はここぞという時こそ運動靴しかはけない。というよりヒールのある靴が履けない。
運動靴は頼もしい。
いくら歩いても大丈夫、そんな安心感がある。




『しゅるーんとした花影 〜つれづれノート21』銀色夏生 ★★★★☆

本文より
「さく〜、幸せになるヒントを教えてあげようか?」
「……うん」
「人ってさあ、過去のことや未来のことを考えるでしょう?過去の後悔したことを思い出したり、未来のこれから起こる憂鬱なことを考えたり。でもそれって、本当はもう過ぎたことだったり、まだ起こってないことだから、実際はないことだよね。頭の中の考えだよね。それをね、考えないの。今のことだけを考えるの」
「……」
「わかった?」
「……うん」




『衝動家族「ばらとおむつ」完結編』せっせ&銀色夏生 ★★★★★

銀色さんのお兄さんによる、脳こうそくになった母しげちゃんの介護記録通信をまとめたもの。
せっせの変人ぶりが圧倒的。
あまりの変人さにあっという間に読み終える。
世の中には本当にいろいろな人がいるんだな……。
それにしても、せっせの文章は読ませることだ。すごい。




『私の銀座』★★★★★

銀座のタウン誌「銀座百点」の巻頭エッセイから厳選したものをまとめたもの。
ゴールデンウィークの銀ぶらのために購入。
執筆陣がとにかくすごい。三島由紀夫、遠藤周作、横溝正史、白洲正子、立川談志etc。
(村上春樹さんもね!)




『眠らない街から』
『A列車で行こう』大和和紀 ★★★★☆

友人に借りて久々に大和和紀。『ハイカラさん』とか『NY小町』とかああいう大河っぽいのとは違って銀座の街に暮らす父と娘の日常の物語。
人と人の結びつき、そっと大切に思う気持ち、親子の愛情がとてもいい。






『うさぎドロップ』宇仁田ゆみ ★★★★☆

奇しくもこれも父と娘の物語。ラストがドンデンだけどね。
このお話もとてもやさしい気持ちに。






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2012年02月22日

本備忘録

流転の海シリーズ 宮本輝 ★★★★★

『地の星』
『血脈の火』
『天の夜曲』
『花の回廊』

立て続けに流転の海シリーズを。
何が素晴らしいかといえばその人物描写の豊かさで、登場人物一人一人が人として持つ善きものと悪しきものが丁寧な筆致で余すところなく描かれているのです。
中でも主人公である松坂熊吾の人物像が飛びぬけて面白い。
アグレッシブで実業にどんどん突き進んでゆくかと思えばあるところでさっと手放してしまったり、思慮深く思いやりに満ちているかと思えば妻にひどい暴力を振るってみたり。そんな熊吾の人生が二転三転四転しながら複雑に展開してゆく様にぐいぐい引き込まれてゆく。
ここまで読み進めてきて、実は未完であったという大がっかり大会。
くう〜




『心の傷を癒すカウンセリング366日』 西尾和美 ★★★★☆

アダルトチルドレンが陥りがちなネガティブな発想から抜け出して、新しい健全なメッセージを毎日自分に送るための一冊。
毎日一項目だけ読んでもいいし、気になるところだけつまみ読みしてもいいし、自分の好きなように読み進められてとても勝手がいいです。




『すいかの匂い』 江國香織 ★★★★☆

久々に江國さん。

子どもの日々の残酷な無力さが、読んでいてひたひたと迫ってきて、少し息苦しくなる。
言葉の選び方が本当に絶妙だな、と思う。





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2011年12月24日

本備忘録

『勝間和代のお金の学校 〜サブプライムに負けない金融リテラシー』勝間和代 ★★★☆☆

勝間和代、金融を巡る対談集。
・1時限目 竹中平蔵 金融とリスク
・2時限目 竹川美奈子 投資信託
・3時限目 太田忠 株式投資
・4時限目 河口真理子 社会的責任投資

****
(表紙裏より)

「金融」というと、なぜか、日本の中では鬼っ子のような存在です。しかし、金融は本当にそんなにわかりにくく、ずるくて、私たちの生活に縁遠いものなのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。金融は私たちの経済の食べ物のようなものだからです。この本では、「金融」を様々な角度から見直し、考えるため、まるでレストランのメニューのように、金融授業のフルコースを用意してみました。

漠然といろいろなところから断片的に得てきた知識を、ある程度体系だって理解をしながら、読み終わった時に、「ああ、金融ってそういうことだったのか」と、ぽん、と膝を叩いてもらえるような構成を目指しました。

金融を通じて社会に参加することで、わくわくと楽しく、社会との関わりを持ちながら、金融の楽しさを味わっていただきたいと思います。
どうかお楽しみください。
********


↑上記のとおり、全然金融というものを理解していない私のような人には大まかに役立つ一冊。
生活の中できちんと意識して金融と関わらないともったいない気になる。
HPとかも眺めてみたけど、勝間さんって私とは異次元に生きる人だな・・・。





『投資信託にだまされるな(新版) 〜本当に正しい投信の使い方』 竹内美奈子 ★★★★★

で、ものぐさな私は投資信託に興味を持ったので、さっそく上記『お金の学校』の講師竹内美奈子さんの本を買ってみたのでした。

今通読2回目。






『避暑地の猫』宮本輝 ★★★☆☆

久々に積んであった中から輝ちんをセレクト。
背徳の地下室!
おも〜、ドロドロ〜
なんかあまり宮本輝っぽくないテイストでした。







『流転の海』宮本輝 ★★★★★

そんなはずないやい!
と、もうひと度積んであった中から輝ちんの『流転の海』。
こちらは大当たり。
敗戦間もない大阪を舞台に、力強く泥臭くも繊細な人生の物語が。
瞬く間にガシガシと読み進める。

ちょっと見てみると、このシリーズ2011年現在6部まで刊行。
楽しみです。




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2011年11月17日

本備忘録

『子供は面白い』河合隼雄 ★★★★☆

(表紙より)
自分に自信のない大人は、とかく子供に教えたがる。
教えていると自分の存在理由があるような気がするからである。
別に子どもにまで協力してもらわなくても、自分一人で存在する自信があれば子どもが自由に生きることを許すことができる。そうすると、子ども自身が自分の力で素晴らしいことを表現してくれるのである。(本文より)



****************

河合先生と教育の現場にある先生方との対談。
子育てにも通ずるヒントがたくさん。






『ソウルコレクション』光野桃  ★★★★☆

心にエネルギー補給する40の物語。
きゅっと心の引き締まる光野さんのエッセイ。






『トーベ・ヤンソン短編集

ムーミンシリーズをこよなく愛している私ですが、トーベの短編集はダメでした…。
とにかく眠くて眠くて。







『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践』勝間和代 ★★★★★

祖父母や母が株をやっていたので何となくやってみたいとは思っていたのだけれど、ちょっとくらい勉強したくらいじゃあ株なんて怖くて手を出せないとも思っていて、それがはっきりと書かれていたので膝を打ちました。
そうそう、素人は株でプラスにはならないんだね!

この本が出版されているのは2007年なので、株が暴落し、円高に振り切っている今の勝間さんの意見が聞きたい。


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2011年10月10日

『おいしいおいしい』『綺麗はとまらない』

『おいしいおいしい』大橋歩 ★★★☆☆

イラストレイターの大橋さんの毎日のおいしいものエッセイ。
なんとなく属している経済の階層が違う感じであまりピンとこない…。

私的に読んで一番食欲をそそられるエッセイストといえば池波正太郎と宇野千代。
あとは、向田邦子かな。




『綺麗はとまらない』藤原美智子 ★★★★☆

美的に自分に気合を入れるために本棚から引っ張り出してみた。
大好きなヘアメイクアップアーティスト藤原美智子さんのエッセイ。

毎日を丁寧に過ごすこと、自分の体をちゃんと手入れすること、きちんとメイクすること。
女らしさを忘れないこと!

最近読んだ本とリンクするところが多くてびっくり。
光野桃さんの『おしゃれの視線』や、大橋歩さんがすすめていた丸元淑生さんのレシピなど。



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2011年07月14日

本備忘録

『おはなし おはなし』河合隼雄 ★★★☆☆

心理療法家である著者が朝日新聞の家庭欄に連載したエッセイをまとめたもの。
さらりさらりと読んだ。

中で心に残った部分。
*****

思いがけない事故や病や、それらの出来事が人を苦しめる。それらの人が私のところに来られて身の不幸を嘆かれる。それに対して、それはこのように考えるべきですとか、こうすればよろしいなどと方向性を持った指示を私は与えることができない。一緒になって二人で「嘆きの谷」をうろうろと歩いている間に、その出来事がその人自身の「経験にまで深められる」のを私は感じる。その出来事が「自分のもの」になる。つまり、魂との関連が付いてくるのだ。そうなってくると、その人はもう自分の足で歩けるのである。

*****


なんとなく今私が受けているカウンセリングのことを思う。
先生も私に対して方向性を持った指示を与えることはほとんどない。
それはこういうことなのかとうすらぼんやりと思う。





『おおきなかぶ、むずかしいアボカド  村上ラジオ2』村上春樹 ★★★★★

ゆるゆると肩の力がぬける春樹さんのエッセイ。
anan連載。




『できる子の食事 ダメな子の食事』幕内秀夫 ★★★★☆

****
(表紙裏より)
■「世界一の主食・ごはん」四つのメリット
■でんぷんパワー ───「健全な脳」はここから!
■「5(ごはん)3(野菜)1(豆)1(魚)」が最高の比率
■「できる子はジュースをあまり飲まない」は常識
■頭のいい子は「肉」より「魚」!
■「ごはん+梅干し」のパワーを試してみる

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基本的に幕内先生の言ってることはアグリーなんだけど、なにしろこの先生極端なんだよねえ。
だいたい「できる子」「ダメな子」っていうカテゴライズもやだし。

子供の食について考えるにはとても参考になる一冊。




『海月姫』東村アキコ ★★★★★

変身願望、王子さま、おしゃれ。
女子の夢がぎゅうぎゅうと詰まったコミック。
おもしろかった〜




『クローバー』茅野鳥子 ★★★★☆

途中で放り出してあったクローバー、完結まで一気読み。
私的にはハルキとくっつくっていうのもありかな〜




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2011年06月20日

本備忘録

『胸の香り』宮本輝  ★★★★☆

久々の宮本輝。何年振りだろう。
抒情的な香りがぎゅっと詰まった短編集。
個人的にこれがもっと胸に迫ってくるようになるにはワタシももう少し歳を重ねないとだめかも。





『とかげ』吉本ばなな ★★★★☆
『ひとかげ』よしもとばなな ★★★★☆

『とかげ』は短編集、『ひとかげ』は短編集『とかげ』の表題作を14年後に書きなおし引き延ばしたもの。
『とかげ』に収録されている短編はどれも癒しと再生をテーマとしているのかな、シチュエイションはどれも面白く、つるつるっと読み終える。
続けて『ひとかげ』を読むと、14年の年月が作者の視点を変えたことがよくわかる。
ごつごつとしたパッションが、まるく穏やかに包み込まれている。
読み比べが面白かった。







『もやしもん』@〜H
かもすぞ〜!
マンガ。主人公は菌を肉眼で見ることができる青年。彼の農業大学生活。
しっかり読みこめば発酵食品についてちょっと語れるようになれるんだろうけど、面倒くさいので斜め読み。
一冊読むのにけっこう時間がかかるぞ〜


posted by あまがえる at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月06日

本備忘録

『偶然の祝福』小川洋子 ★★★★☆

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(表紙裏より)
キリコさんはなくし物を取り戻す名人だった。息も荒らげず、恩着せがましくもなくすっと──。
叔母は、実に従順で正統的な失踪者になった。前触れもなく理由もなくきっぱりと──。
リコーダー万年筆、弟、伯母、そして恋人──失ったものへの愛と祈りが、哀しみを貫き、偶然の幸せを連れてきた。息子と犬のアポロと暮らす私の孤独な日々に。美しく、せつなく運命のからくりが響きあう傑作連作小説。
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いつどんな時に読んでも、小川洋子の小説はひんやりとして静謐だ。
その感覚が味わいたくて時々小川洋子の小説を読む。
そしてその思いはいつも裏切られない。





『ワンピース』〜33

33まで読んでみたけど、やっぱりはまらないので読むのをやめることにした。
すまん。




『よつばと!』〜I ★★★★★

で、前から読みたかった『よつばと!』を。

う〜ん、よつばかわいい・・・。
よつばはどうやら外国から貰われてきたんだけど、悲愴さはない。
まるでないけど、ただ面白おかしいだけじゃなくて、なんていうのかな、とうちゃんの子どもをありのまま受け止めてまっすぐに育てようという心意気みたいなものがちゃんとあって、それがぐっとくる。
よつばを取り巻く人々がどこかとぼけていながらあたたかいのもいい。
いいまんがだ。

隔週で近所のレンタルショップが半額なの。
次は『もやしもん』を読む予定。


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2011年05月30日

本備忘録

『不倫と南米』よしもとばなな ★★★★☆

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(表紙帯より)
恋をするなというほうがむつかしい
───
それは、熱狂と官能の街
ブエノスアイレスから始まった。
7人の狂おしい恋と、胸を打つ家族の絆を描く最新小説!
(積んどいた本なので最新ではありませぬ)
*******

南米アルゼンチン、ブエノスアイレスを舞台にした7本の短編。
ばなりんの旅本は読む者の心をその地へ運んでしまう。
題名の通りどの話も不倫が題材となっていて、いけないと分かっていても人を愛さずにいられない不条理と狂おしさが、南米の強い日差しと鮮やかな色彩に分かちがたく溶け込んでいる。

さらりと読めるけれど、しっかりとした読後感の作品でした。




『生きがいの創造』飯田史彦  ★★★★★

飯田先生のデビュー(?)作。
先日読み返した『人生の価値』がしみじみと心に染みたので、こちらもまた久しぶりに読み返してみる。『人生の価値』の方が読みやすいが、これもまた素晴らしい一冊。





『しげちゃん田んぼに立つ 続々ばらとおむつ』銀色夏生 ★★★★☆

銀色夏生で出版されているが、実際書いているのは夏生さんの兄のせっせ。
お二人の母「しげちゃん」の脳梗塞後の介護の日々をせっせがつづった作品。
せっせとしげちゃんの濃い〜濃い〜キャラが立っていて飽きずに面白くどんどん読み進めた。
同時に。
年老いた母を想うせっせの看護生活はけっこう感動。



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2011年05月07日

本備忘録

『出航だよ つれづれノートR』銀色夏生  ★★★☆☆

銀色さんがどんどんスピリチュアルの方面に進んでゆく〜
色々なスピリチュアルカウンセラーの方々に話を聞いているところがとても面白かった。
酷評が多いけど(一時期私も受け入れられなく感じたが)、ワタシはこのヒトの変化が今とても面白い。

それから、作詞作曲を再開した作品をいくつか視聴してみたけどすごくいい感じ。
昔銀色さんが聖子ちゃんに書いた曲(「Vacancy」)とかすごく好きだったんだ〜。

*****
(本文より)
お願いしてみたいのは、ただ、シンプルなことです。まずこの物質的な世界、次元に自分がいるということを選んだ自分の選択を十分に認めてあげる、受け入れてあげることです。たとえば、自然と交流しているときに、自分がどれだけ心地よく感じるかということについて考えてみてください。体を動かしたとき、それがどのように心地よく感じられるかについて考えてみてください。またはとても親密なセクシャルな経験をすることができた時、それがいかに心地よく感じられるかについて考えてみてください。それらがすべて、十分にここにいる状態の表れなのです。ここはご自分のふるさとですから。この世界と和解するというか、この世界と折り合いをつけてください。よろしいでしょうか」
*****





『銀色夏生 その瞳の奥にある自由』銀色夏生責任編集 ★★★☆☆

カワデ夢ムック。
色々な人との対談とか、いつもつれづれに出てくる人々の詳細とか、「裏つれづれ」なカンジで面白かった。





『僕のとてもわがままな奥さん』銀色夏生 ★★★☆☆

***
(表紙裏より)
きれいな奥さん。何でも上手にこなす素敵な奥さん。幸せなご主人。こんなパッとしないご主人にどうしてあんなに美人の奥さんが?・・・・・・でも違います。誰にも言えませんが、僕の毎日は、ちょっと地獄なのです。とてもきれいでわがままな奥さんナオミと結婚したジュン。二人が繰り広げる愛と涙の日々を綴る。笑えてほんのり温かい長編小説。
***

ナオミの横暴ぶり、それに対するジュンの情けなくも何だかんだ言ってうまくナオミをあしらっているところがおかしい。





『ねじまき鳥クロニクル1〜3』村上春樹 ★★★★★

久々に読みたくなって。
村上ワールドは私をやさしく招き入れてくれます。










『人生ノート』美輪明宏 ★★★☆☆

積読本の中から。

「ねえちょっと、あなたにももっと歩きやすい近道がありますよ」
と美輪さんが色々ヒントをくれます。
けっこう使えるヒントがあって、例えば「何事にもこだわらない、死にはしない」とか、「女は神経が細かいなんてのはウソ、男のほうがグジュグジュしてて優柔不断で劣等感が強くて、マイナス思考で、風邪ひとつひいても死ぬような騒ぎをするし、繊細すぎちゃって壊れやすいガラス細工みたいで、小さなことにもクヨクヨするし。(中略)女が鉄の扉なら、男は障子だということです。鉄の扉が障子に寄りかかったら障子は壊れる、ということです。」とか。
男女の美輪さんが言うからなんか納得〜。





『人生の価値 私たちは、どのように生きるべきか』飯田史彦 ★★★★★+★

*****
(表紙裏より)
人生の出来事は、本当に偶然の積み重ねにすぎないのか?──本書は、生きがい論で知られる著者が、大切な人の死などを乗り越え、人生に新しい価値を見出した読者からの手紙や、海外の退行催眠による証言・報告をもとに、”人生とは、自ら計画した学びの機会である”という命題に迫っていく、ドラマティックな「人生論」。この世に存在する意味と出会うことで、生きることに希望がわいてくる一冊。
*****

日々しんどい今、ドッグイヤーしまくりの一冊。

人はそのつど自分の人生の学びを計画して何度も生まれ変わるという考え方のもとで、人生に意味を見出そうという飯田先生の人生論。
それが本当かうそかなんて言うのは全然どうでもいいことで、その考えを採用することで人生を前向きに、有意義に乗り切ってゆくことに意味があるのです。

******
(本文より)
「希望を捨てずに、小さなことにとらわれずに、今あることをやる……ちゃんと与えられたことが起こっているんだから、それをやっていけばよい」という確信を持ちながら生きれば、私たちは、目の前にある自分なりの使命に集中することができます。
******


posted by あまがえる at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月21日

読んだ本

『オズのつぎはぎ娘』★★★★☆ ライマン・フランク・ボーム




『サイダーハウスルール』★★★★★ J・アーヴィング

*****
(表紙裏より)
セント・クラウズの孤児院で、望まれざる存在として生を享けたホーマー・ウェルズ。孤児院の創設者で医師でもあるラーチは、彼にルールを教え込む。「人の役に立つ存在になれ」と。だが堕胎に自分を役立てることに反発を感じたホーマーは、ある決断をする──。
堕胎を描くことで人間の生と社会を捉えたアーヴィングの傑作長編。

*****

アーヴィングの作品はずいぶん前に「ガープの世界」を読んだだけなのだけれど、そのみっしりとした筆致はよく覚えていて、この『サイダーハウスルール』もまたこれでもかというほどディティールにディティールを重ねる書きっぷりに初めのうちは少々食傷気味になるのだけれど、だんだんその世界に引き込まれていって、最後にはページをめくる手が止まらなくなるのでした。

ルールというものの危うさ曖昧さについて考える。

全編にあふれる色々な形の「愛」。

どこにも似たもののない、アーヴィングにしか描き出せないであろう特別な小説です。






『うつからの脱出──プチ認知療法で「自信回復作戦」』下園壮太 ★★★☆☆




『対人関係療法で治す社会不安障害』水島広子 ★★★★★




『ワンピース@〜M』

なんだか何人もの人から「面白い」と勧められとうとう足を踏み入れてしまった。
今14巻。
まだはまらず。




『鋼の錬金術師@〜G』

こちらはワンピースが貸し出し中だったので、ワタシの美容師さんのお薦めだった『鋼』を借りる。
これは面白い!!
やばい、早く続きを読みたい〜


posted by あまがえる at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

備忘録

『オズのエメラルドの都』L.F.ボーム ★★★★☆




『薬を使わずに「うつ」を治す本』
最上悠 ★★★★☆

「考え方」の歪みを修正する、認知療法
「行動」の歪みを修正する、行動療法
「人間関係」の歪みを修正する、対人関係療法

これらの視点からうつの人が抱える独特の歪みを修正することを提唱。
薬はその補助的役割としてとらえていて、決して薬を否定するものではない。
これは手元において繰り返し読むといいかもしれない。





『南極料理人』西村淳 ★★★☆☆

映画がよかったので借りてみたんだけど、う〜ん、南極観測隊の詳細が分かって内容は全然悪くないんだけど、面白いんだけど、書いている本人は楽しいでしょうねえ、っていうカンジの語り口がものすごく読んでる方は面白くもなんともなくて、正直読み通すのが苦痛だった。




『重力ピエロ』伊坂幸太郎 ★★★☆☆

数年来気になっていた伊坂幸太郎作品、ようやく手に取ってみたんだけど・・・なんだろ、冗長で読みずらいぞ〜、なんか重そうであんまり深みがないぞ〜。

「村上春樹を彷彿とさせる文体」なんて書いてた人もいた気がして、それも読んでみたかった理由のひとつだけど・・・どこが?

これ一作で決めつけるのも何なのでまだいくつか読んでみようとは思いますが。




『体は全部知っている』よしもとばなな ★★★★★

しばらく読んでなかったばなりんをBOOK−OFF100円コーナーで一気買いしたのが積んであって、読み始める。

ものすごくよかった。

短編集だけれど、ひとつひとつがぎゅっとまとまっていて胸にすとんとおさまる感じ。

良いことばかりの人生も、悪いことばかりの人生も、決してなくて、それは分かっていてもなんだかいいことなんかちっともないような気がしてしまう時に読むといいかもしれない。
どの話もどこか物悲しくハッピーな終わり方では決してないのだけれど、読み終えた後人生にほのかな明かりがともる感じがするのがとても不思議。

読み終えた後、すぐにもう一度読み返してしまいました。




『虹』よしもとばなな ★★★☆☆

続けてばなりん。

うーん、これはあんまり好きじゃないかも。
「ご主人様」っていうのがしっくりこなくてやだった。
ずっと、「これ読んだような気がするんだけど・・・」と思いながら読んでたら、うちにもう一冊あったよ。読んでたよ。これは2冊ともBOOK−OFFに売る。





posted by あまがえる at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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